2024年12月1日(日)
企業・団体献金やめよ
東京 吉良・山添氏が街頭トーク
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日本共産党の吉良よし子(参院東京選挙区予定候補)、山添拓両参院議員は30日、東京都豊島区の池袋駅西口で「国会はいま」との街頭トークを行い、聴衆から寄せられた質問にも答えながら訴えました。
29日の石破茂首相の所信表明について、吉良氏は「物価高から暮らしをどう守るかが総選挙で問われたのに、表明の入り口は日米軍事同盟で、沖縄での少女暴行事件や東京でのPFAS(有機フッ素化合物)汚染には一言もない。国民の認識からかけ離れている」とのべ、山添氏は「中国や北朝鮮、ロシアの危険をあおり、軍事同盟の『抑止力』強化で軍拡を進めながら、自民党の裏金問題に触れず、国民の暮らしも後回しという異常さだ」と批判しました。
新しい国会で焦点の政治改革を巡って山添氏は、共産党が企業・団体献金禁止と政党助成金廃止の法案を提出したと紹介し、「自民党の抜け道づくりを許さず、企業・団体献金の禁止を進めたい」と強調。吉良氏は「金の力で動く政治は不公正。裏金をやめさせ企業・団体献金をなくすのは、民主主義のあるべき姿だと訴え、世論を強めたい」と語りました。
寄せられた「生活必需品に(消費税を)課税しないで」「高齢者に優しい政治を」「教育費負担が重い」との声に山添氏は「補正予算案が閣議決定されたが、大企業支援や軍拡が中心で能登半島災害の復興はわずか。消費税減税や学費値上げ中止、医療・介護で働く人の賃上げにこそ予算を付けるべきだ」と訴え。
吉良氏は「高齢者も若者も全ての世代の暮らしをどう支えるかが経済政策。社会保障を拡充し、学費負担を軽減することが経済もよくする道と訴えたい」と語りました。