2024年12月1日(日)
さよなら自民党政治の旗高く
革新懇が全国交流会
京都 田村委員長が講演
平和・民主・革新の日本をめざす全国の会(全国革新懇)の「地域・職場・青年革新懇全国交流会」が30日、京都市内で始まりました。初日の全体会は全国31都道府県から570人以上が参加。ともにたたかう市民が連帯あいさつし、日本共産党の田村智子委員長が講演しました。各地の代表が「さよなら自民党政治の旗を高く掲げよう」「政治を大本から変える革新懇運動の出番だ」と意見を交わしました。 (田村委員長の講演)(各氏の発言)
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小田川義和代表世話人が問題提起と報告。政治情勢の変化を生かす取り組みの構えが求められるとして、「『革新懇づくり』と日常的な運動の活性化に力を寄せ合おう」と呼び掛けました。
「市民連合ユナイトきょうと」の白坂有子さんがあいさつしました。
講演で田村氏は、総選挙での自民党大敗を国民は喜び、歓迎していることが対話するほど実感できると強調。自民党政治に代わる新しい政治を国民とともに模索・探求する時代が始まったとして、「革新懇の三つの共同目標に広く国民を結集して、新しい政治を求めるたたかいを巻き起こそう」と訴えました。
その上で、国会の景色が変わり、さまざまな国民要求の実現の可能性が開けてきていると指摘。「この熱い情勢の中で私たちも熱くたたかいましょう」と呼び掛けました。
阪南大学教授の桜田照雄さんが大阪・関西万博の問題を語りながら中止を訴え、弁護士の角田由紀子さんがジェンダー平等社会の実現に向けた道筋を語りました。
各地の代表がとりくみを報告。沖縄革新懇の代表は「総選挙でのオール沖縄の勝利は市民と立憲野党の共闘こそが確かな道だということを示した」と発言しました。革新・愛知の会の代表は、10日に開催される日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)へのノーベル平和賞授賞式に参加すると報告しました。
革新懇の三つの共同目標 ①日本の経済を国民本位に転換し、暮らしが豊かになる日本をめざします②日本国憲法を生かし、自由と人権、民主主義が発展する日本をめざします③日米安保条約をなくし、非核・非同盟・中立の平和な日本をめざします