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2024年11月28日(木)

新婦人が次世代国会行動

選択的夫婦別姓導入など要請

志位・田村氏 懇談し激励

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(写真)志位和夫議長(左から4人目)に要請書を手渡す新婦人千葉県本部のメンバー=27日、衆院第1議員会館

 新日本婦人の会(新婦人)は27日、全国の次世代会員が選択的夫婦別姓制度をはじめ多彩な要求をもとに省庁交渉と議員要請をする国会行動に取り組み、日本共産党の志位和夫議長、田村智子委員長と懇談しました。

 志位氏の国会事務所には、千葉や滋賀の代表が訪問。子どもの育ちの保障のための教育予算の拡充や、大軍拡の中止と対話による平和外交を求める要請書を手渡し、選択的夫婦別姓制度導入の紹介議員になることを要請しました。志位氏は「大賛成の要請です。力をあわせて、がんばりたい」と応えました。

 懇談で、志位氏は、軍拡中止は当然としたうえで、「対話による平和外交」に関わって、自身が出席したアジア政党国際会議で「対話と包摂で平和をつくる」ことを明記した「宣言」が採択されたことを紹介。「これはアジアでは軍事同盟はごく一部であり、非同盟・中立が大勢であることを反映しています。この流れをさらに強くするために頑張りたい」と表明しました。

 夫婦別姓問題では、志位氏は、衆院選で反対した多くの議員が落選し、実現は世論の後押し次第だと激励しました。紹介議員のコメント欄に「国が個人の自由な選択に介入する社会を変えましょう」と書きました。

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(写真)田村委員長(左から5人目)に要請書を手渡す米山会長(左から4人目)と参加者=27日、衆院第2議員会館

 田村氏の国会事務所には、米山淳子会長や由比ケ浜直子事務局長らが、選択的夫婦別姓導入を求める紹介議員になってほしいと訪問。次世代会員が「自分らしい人生を送るために実現して」「通称名で仕事をしてきたが、不便このうえない」などと訴えました。

 田村氏は、「衆院で法案審議をやり、論戦で導入を邪魔することが恥ずかしくなるよう追い詰めたい。古い価値観で個人の尊厳を妨害することは許されません」と表明。紹介議員のコメントに「ジェンダー平等へ日本社会の風景を変えましょう」と書きました。


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